iOSの開発をしている人なら、みんな面倒だと思っていることに、開発用Provisioning fileのダウンロードがあると思います。 端末を追加するごとに、変更してダウンロードして、インストールしなければいけないし。 すこしでも軽減しようということで、コマンド一発でAppleのDevCenterからダウンロードして、手元のOSXにインストールしてくれるスクリプトを書いてみました。 実行に先だってMechanizeが必要です。「sudo gem install mechanize」でインストールしてください。 https://gist.github.com/1198113 をダウンロードして、「ruby download_provisioning_file.rb ”プロビジョニング名” “Apple ID” “パスワード”」とすると、Provisioning fileがダウンロードされ、自動的にインストールされます。 Jenkinsなどで自動ビルドをしている場合には、かなり幸せになると思います。 いまJenkinsで、Titanium MobileのCI(継続的インテグレーション)の環境を構築していて、それっぽいのが見当たらないので作ってみました。 みんな、iPhoneのCIってどうやってるんだろう?この辺の話とか日本語ではあまり出てこないし、Keychain周りでちょっとはまりそうな感じがあるんだけど。
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LEGOでiPad Standを作ってみた
iPadを机で使う時、そのまま置くと角度が無くて覗き込むようにして、使う必要があります。 純正ケースを使えば角度はつくのですが、背面まで覆われるケースが、どーもダサい気がして、買ったのに外してしまいました。 クレイドルも買ったんですが、縦型にしか使えないので、机に置いてWeb見たりTweet打ったりするには、向きません。 そこで、LEGO使って机に置く時用のクレイドルを自作することにしました。 幸い、近所にLEGO STOREがあって、ブロックを小売りにしているので、何も考えずにお店に行って、現地で組み立てながら作ってみました。
Googleが買収したiPhoneのMailアプリreMailがオープンソースで戻ってきた
Photo by deVos 先月Googleが買収したiPhone向けMailアプリのreMail for Gmailがオープンソースになって戻ってきました。 買収された直後は、reMailがAppStoreから消えたため「Appleとの対立か!?」とか言われていたのですが。 どうやら、Google内での別のプロジェクトに注力するために、メンテナンスが出来なくなるためAppStoreから削除したようです。たぶん、Gmailだと思いますが。 そこで早速Google Code: remail-iphoneからソースをダウンロードして、コンパイルしてみました。ライブラリのコンパイルに1時間ぐらいかかります。 私の所ではライブラリのヘッダのエラーでコンパイルが完了できませんでした。 たぶん、コンパイルの設定の問題だと思うので、後でまた試してみようよ思います。 プロジェクトサイトでは、アイディアとして、機能拡張案とその難易度が提示されています。 難易度1として、翻訳も上げられていますが、日本語はサポートされていないようですので、もし興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?
iPadの新規性はタブレットサイズのユーザインタフェース
Photo by -: pranav :- iPadが発表され、いろいろなメディアやブログで紹介されています。 ハードウエア的には目立ったところがないため、多くの人に取ってあまり目新しさがなく、残念に思った人も多かったように感じます。 私がiPadに期待するところは、タブレット型デバイス向けの、新しいユーザインタフェースです。 うちには、富士通製のWindowsXPのピュアタブレット(キーボードが無くペンだけで操作するタイプ)があります。 ちょっと重いのですが概ね便利で、布団や居間でネットをするときに使っています。 しかし、普通のWindowsアプリケーションは、マウスでの操作を前提にしているので、余り使いやすくありません。 普通は、Firefoxを起動しっぱなしにしているのですが、いくつかアドオンを入れて、さらに自作のアドオンも使っています。 iPhoneが成功した一つの要因に、OSXのユーザインタフェースを引き継がずに、小さいタッチパネルディスプレイ用にユーザインタフェースを設計したことがあると思います。 入力方法も画面サイズも違うデバイスですから、PC用とは異なったユーザインタフェースが必要になります。
iPhone 3.0のMobileSafariでコピペを無効にする方法
iPhone 3.0には待望のコピペ機能が付きましたが、MobileSafariの上では、長押し=コピペだとちょっと不便な事があります。 その場合は、下記のようなCSSを指定する事で、コピーの吹き出しが出なくなります。 body { -webkit-user-select: none; }
BigCanvas PhotoShareリリース!
中島さんと立ち上げた、Big Canvasのファーストプロダクト、Big Canvas PhotoShare (www.bcphotoshare.com)をリリースしました。AppStoreでのダウンロードは、こちらから。 このアプリケーションは、何よりも手軽に写真を使ったコミュニケーションが出来ることを目指したアプリです。 煩雑なユーザ登録などせずに、写真をサーバへアップロードし、友人や家族と共有できます。誰かを指定して写メするのと違い、自分の日常を流していくTwitterのようなユルいコミュニケーションを目指してます。 すでに取った写真をアップロードしたい場合には、右下の四角のアイコンを、その場で写真を撮りたい場合はその隣の、カメラのアイコンをクリックします。写真をアップロードするときには、「非公開」「家族と共有」「友人と共有」「全員に公開」を選んでください。 「友達と共有」とした写真を友達に見せたい場合は、メインメニューを下にずらし、「友人」や「家族」を選択し、「招待する」をクリックします。これで、メールの作成画面に移りますので、そのメールを友達に送りましょう。 招待された人が、iPhoneを持っていない場合は、Webでも写真を見ることができます。 iPhoneのアプリの日本語化はされていますが、まだWeb側の方は英語版のみになっています。Webの日本語版は近日中にリリースします。 また、この週末は過負荷により、サーバとの通信が重い可能性があります。チューニングやサーバ強化は順次行っていきますので、ゆっくり楽しんでください。
近況報告&アイディア募集
アメリカに来て約3か月がたち、やっと生活も落ち着いてきました。 現在、BigCanvasでは、7月のAppStoreオープンに向けてiPhone向けのアプリを中島さんと作っています。 本当は、私もCocoaで遊ぶつもりだったのですが、このプロジェクトを始めたのが4月で時間が無いため、アメリカでも引きこもりの様にRailsのコードを書いています。早くもっとCocoaでアプリを書けるようになりたいなぁ。 ネットへの依存度が高いので、日本に居てもアメリカに居ても生活全般、あまり違いがない気がします。 ただ、デザイナやPR会社との打ち合わせなどが英語なので、そこが違うかな。 これが一段落したら、自分でも書きたいiPhoneアプリがあるので、自分でも色々書いてみようと思っています。 自分のアイディア以外でも色々作ってみたいと思っていますので、ぜひ「こんなiPhoneアプリ欲しい!」とかありましたら、メール: masuiあっとmasuidrive.jp、チャットでは、MSN:masui@hisec.co.jp、skype:masuidrive76まで呼びかけていただけると、うれしく思います。
iPhone日本発売決定おめでとう
Photo by ntr23 みんな書くだろうけど、これは書かずには居られない。 ソフトバンクからiPhoneがリリースされることが、発表されました。 iPhoneいいよ! iPhone! 普通にウェブが見れて、PCメールがさくさく読めて、ほんとに手のひらに入る情報端末って言う感じ。 ゲイツが昔言っていた「Information at your finger tips」を体現しているものが、Appleから出ているって言うのも皮肉だなぁ。 別に日本で一社からしか出ないとは決まった訳じゃないのですが、「今回の発表は残念」とドコモは言っている模様。 しかし「タッチパネルで操作できる端末としては、PRADA Phone by LGなど同様の端末を当社でも提供している」は無いだろう・・・。 タッチパネルという点を引き合いに出して、PRADA Phoneと比べるのは・・・・。まぁこういう事を広報が言うことが、いまのDoCoMo端末の使いづらさを物語ってると言えるけどね。 いま、うちの会社は、iPhone向けアプリ/サービスを作ってるんだけど、まじめに日本語化をしないといけないなぁ。 色々作りたい物はあるんだけど、時間が足りない。頑張ってるんだけど、自分の脳みその遅さにがっくりくるなぁ。 p.s iPhone SDKの開発者登録って、もう日本からも出来るようになってるのかな?
iPod touchのアプリを作ろう
iPod touch用のアンオフィシャルSDKを使ってアプリを作ろうって記事をThink ITに書きました。(第一回, 第二回, 第三回) 開発言語は、Objective-Cとちょっとマニアックですが、難しいことはしていないので、比較的容易に理解できると思います。 最近、日本からもiPod touch用のアプリが結構出てきているので、ぜひ興味がある人は読んでみてください。 最終回は、来週公開予定です。
iPhoneのWebをオフラインでも使う方法が見つかった!
世の中にはホント賢いというか、良く見つけてくる人がいるなぁ。 実は夢の中でiPhoneをゲットして、夢の中で通勤時に毎日ビデオなんか見ながら出勤しているんですが、どーにもこうにも不便な事が一つあるんですよ。夢の中でね。 iPhoneのsafariは、ズームとか出来て画面が小さいのにかなり実用度高いんですが、なにせwifiに繋いでないとページが見れないってのが、非常につらい。 オンラインの時に複数タブ(?)開いておいて、電車で読もうと思ったら、タブもキャッシュしてくれなくて、開いているタブ以外は全滅。 ユーザが作れるiPhoneのアプリはWebベースだけなのにオフラインキャッシュがないので、ネットが無いところではアプリが動かないという致命的とも言える問題が。アプリはAjaxのみって言うなら、Google Gearsぐらいの機能はつけてほしいなぁ。 と思っていたら、やっぱりちょっとした解決策を見つけた人がいました。 HTMLをbase64でエンコーディングしてブックマークに保存することで、300K以上のHTMLを保存できるらしいです。 早速、先のブログにあったエンコード済みURLをiPhoneのSafariで開いてみました。夢で。右上の写真は念写です。 ブックマークした後に、フライトモードにしてブックマークから呼び出しても、写真のように問題なく動きます。これはすげぇ。使えるかも。