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 iPad mini + Cellularを朝一番から並んで買いました!軽くてLTEでネットが使えるということで、外に持ち歩き端末としてはApple史上最高な端末です。

 しかし、私は出かけるときには常にコードを書ける環境を持って歩きたいので、結局MacbookProかAirを持って出かけることになってしまいます。
 最近、MBP15に代えたのでちょっと持ち歩きが厳しいなと思っていたので、この際iPad miniでコードを書く環境を構築することにしました。

 まずはキーボード。前に買ってあったrapoo E-6300をBluetoothで接続してみます。一発でつながったし、サイズ感も良い感じです。
 蓋になる形のキーボードも出ているようですが、とりあえずE-6300で問題なさげ。

 次にメインとなるエディタです。iPadでソースコードを書くのに適していて、Dropboxに対応しているエディタといえば、Textasticです。ほかにも色々試してみましたが、これが一番良いようです。本当はGitに対応したエディタがあればいいのですが、iPadではまだ無いようです。

 ソースコードの管理はDropboxで行います。いま外で書きたいのはMobiRubyなので、前もってMac上でgit cloneしておきます。

 これでiPadでもソースを書けるようになりました。iPadはSSH Clientもたくさんあるのでサーバのメンテもばっちりです。

 しかし、これでは書きっぱなしで実行などはできません。それじゃーつまらないので、Jenkins経由でビルドしてテストを実行するようにしました。通常のJenkinsの設定では、gitからソースをダウンロードするようにしてありましたが、それをDropboxからコピーするようにしました。
 元々、家の古いMacbookにJenkins環境を構築してあり、外からWebもアクセスできるようにしてあったので、簡単に、テストまで実行できるようになりました。

 しかし、JenkinsのWeb UIはiOS向けではないので、iPhoneから操作がしづらいです。iPadでコードを書くので、一緒に持って歩いているiPhone5でビルドを実行したり、ログを確認したいと思っています。

 そこで、Websocketを使ってiOSのSafariでビルドログを確認するサーバツールをRailsで作ってみます。sinatraでWebsocketを使うサンプルのAustenConrad/sinatra-websocket-rack-exampleを参考に、jenkins-log-on-iosを作ってみました。
 Jenkinsと同じマシンに入れると、ビルドの実行と、ログの確認をiOSのSafariから行えるようになります。勢い余ってANSIのカラーシーケンスもサポートして、ログをカラー表示します。

 これで、上の写真の様にiPad miniでコードを書いて、iPhone5でビルドとテストを行えます。
妻から貰ったボディーバッグだけで、身軽にどこでもコードが書ける環境が整いました−。