Posted filed under Ruby on Rails.

 Railsはこれからもバリバリと使っていくけど、自分の中では一段落したし、そろそろ新しい物を勉強していかないとなーと考え中。
Adobe AIRもちょこちょこと追い始めているけど、新しい技術って訳ではなく、いままでの延長線という感じでちょっとちがう。
 そんな感じで次に追おうと思っているのは、テキストマイニング。先日のブログでもちょっと書いたけど、特に意味解析とか、要約、文書分類なんかを、マジメに勉強したいなと思ってます。

 なぜ、テキスト処理を今勉強しようと思うのか、というと、それはもちろん今後この技術が非常に重要になると考えているからです。

 私の中のパソコンとかデジタル機器の進む方向は、「身体能力の拡張」だと思っていて、車が足に関する身体能力を大きく拡張するように、ネットは人間の目や耳や口といった情報入出力に関する身体能力を飛躍させていると感じています。

 車を運転するときにハンドルやアクセルを意識せずに、自分を移動させる感覚で車を操作しているように、人に話す感覚と同レベルでブログやメールを書いたり、人に尋ねる様に検索して情報を収集する、それらが身体能力の一部として感じられるぐらい、ネットやPC、携帯が一般的になっています。
 特に携帯とメールは、30歳以下の人にとっては、「身体の一部」といえるぐらいの感覚を持っている人が少なからずいると思います。目や耳の拡張と言う意味では、ある程度、定着したと感じています。

 そして、そこで次にコンピュータやネットによって、拡張される身体能力は「記憶」に関する部分だと思います。ネットによって目や耳が拡張され、多くの情報に触れるようになったため、人間の脳だけでは記憶しきれなくなっています。記憶は元々もコンピュータの最も得意とするところで、ネットの情報はGoogleなどの検索技術、気に入ったページはブックマーク、個人間のやりとりはメールなど、様々な方法で情報を記録し、私たちはそれを取り出して利用しています。

 しかし、現在の所、コンピュータが記録した情報は、人間が与えたキーワードを元に全文検索をするぐらいでしか、取り出すことができません。特に自分に近い様々な情報が記録されているメールクライアントは高速な全文検索すらできないソフトが多く、自分でフォルダ分けする以外は、ただ時系列に並べているだけです。

 これらの情報をちゃんと記憶と同レベルに扱うには、もっと効率的に取り出す方法が必要だと思います。その為にはテキストをただの文字列としてではなく、意味を持った情報として扱う仕組みが必須なので、テキストマイニングなどの技術がこれから、伸びていくだろうと感じています。

 もちろんこの分野で一番進んでいるのはGoogleで、絶対に追いつくことは出来ないと知ってはいるのですが、今後、確実に必要になる技術だし、そろそろ勉強しておかないと、マズいような気もしているので、マジメに情報収集して行こうとおもってます。

 なんか、文章がまとまらないけど、とりあえず、自分にとってもっと賢いブックマークとメーラを作りたいなーというのが目標です。

追記 2007/08/13 13:48
  先日の思考の順番の最後にちょこっと書いたところ、いくつかコメントをいただいていたのに、スパム扱いになっていて、表示されていませんでした。すみません。

2 Responses to “Railsの次は何を勉強するか”

  1. take-sa

    人工無能みたいな物を作る時は声をかけて下さい。(w