Photo by callumalden Amazon EC2を人に勧めると必ず言われるのが、「インスタンスを再起動したらディスクが消えるのが怖い」。 これは「インスタンス」を再起動であって、OSを再起動してもディスクは消えないのだが、確かに起動に必要なファイルを消してしまって、OSが起動できなくなってしまうと、確かに取り出せなくなってしまいます。 ただ、このようなケースは相当少ない上に、S3という巨大なストレージがあるので、再起動まえなどバックアップをマメに行なう事で、ほぼ解消できる。事実、Stickaでは1時間おきにdumpを取って、1週間分をS3に保持するようにしています。 それでも、やはり容量が大きなデータベースを構築する場合などは、dumpを取るのが難しいなどの問題は出てきます。 これに対する回答として、Amazonがやっと、EC2でも使えるインスタンスを終了しても消えないディスク領域、「EC2 Persistent Storage」を発表しました。 これは容量は1G〜1Tまで選択でき、容量単位での課金になる模様。データベースにも使えるぐらいの速度が出て、さらにS3への動的なスナップショットも取れるという、かなり高機能ぶり。 NFSなどではなく、ディスクデバイスとして/dev/sd?として認識され、ファイルシステムなども自分で好きな物を使う事ができるようになっています。 これで、EC2でサーバを立てない理由は、回線速度ぐらいだな。特に日本からは。 EC2 Persistent Storageはまだテスト中で、一部のユーザにのみ、使えるようになっている。もし使いたければ、waitlistに並ぶ必要がある。私も早速登録してみました。
Daily Archives: Monday, April 14, 2008
[mod_rails]gemsでアプリをインストールしたらApacheの再起動が必要
mod_railsでは、Gemsで新しいパッケージを導入した場合、Apache自体を再起動しないと、アプリからそのパッケージを読み込めない模様。 p.s Passenger architectural overviewを見ると大体の構造が分かるみたい。ちゃんと読んでみよう。 Ruby Enterprise Editionなんかも出る予定なのか。matzの日記で言及されているパッチとかが取り込まれたRubyなのかな?CoWが効くなら、Railsの様なサーバプロセスのメモリ削減には効果的だろうな。
mod_rails(passenger)はmogrelの3倍メモリを食う?
Rails運用時で気になるのは、安定性とパフォーマンス。安定性はいろいろ負荷テストをして時間が経たないと分からないので、まずはメモリのパフォーマンスから調べてみます。 とりあえず、ちょっとしたサンプルをmongrelで動かしてみると、44Mほどメモリを確保しています。 USER PID %CPU %MEM VSZ RSS TTY STAT START TIME COMMAND 1003 14412 0.0 2.2 44316 23556 ? Sl Apr10 0:01 /usr/bin/ruby1.8 /var/lib/gems/1.8/bin/mongrel_rails start んで、同じプロセスをmod_rails(passenger)で起動すると、143Mほど確保されます。 USER PID %CPU %MEM VSZ RSS TTY STAT START TIME COMMAND root 23423 0.0 0.5 21720 9172 ? Sl 06:24 0:00 Passenger spawn server root 25426 9.0 1.2… Read more »