Photo by Aaron Landry CSSで、式とかマクロが使えたらなーと思うことがよくあるので、この際だからプリプロセッサを作ろうと思っています。 文法としては、CSSの構造を大きく変えないで行きます。あくまでプリプロセッサ的な役割で。Sassの様に構文を変えてしまうと、デザイナーの人が取っつき難くなりそうで。 今のところ、考えている文法の例を下に置きました。誰でも考えそうな所で、includeによる読み込み、ネストをサポート、式と制御構造のサポートを行います。 このプリプロセッサはサーバサイドで動的に生成するのではなく、一度静的にCSSに変換して使うことを考えています。その為、User agentなど外部からの変数はサポートしません。 使い方としては、コマンドラインツールによる変換と、Javascriptによる動的な読み込みをサポートする予定です。 開発中は、HTML内に<script src=”ecss_loader.js?test.ecss”></script>と書くことで、サーバに何も導入することなく、動的に拡張されたCSSを読み込むことが出来るようにします。 文法や機能のアイディア、同じようなプロダクトを知っている!と言う方がいましたら、ぜひコメントお願いします。
Monthly Archives:: January 2010
Geohashのアルゴリズム
Photo by Ludovico Cera 前回、最後にGeohashのエンコード・デコード方法を解説、とか書いたのですが、私が書く前にyuroyoroさんがブログで解説していました。しっかり解説されているので、ぜひ、そちらをご覧ください。 Geohashのミソは、座標を2進数にして、それを交互に並べる所にあります。そしてそれをBASE32でエンコードすることで、座標を文字列にして表現しています。 BASE32は、5ビットで1文字なので、Geohashの長さが奇数の場合は、経度の方がビットが短くなります。 (例: 5文字の場合 全25ビット 緯度が13ビット、経度が12ビット) そのため、グリッドの大きさが、Geohashが奇数の場合は縦長、偶数の場合は横長になります。
緯度経度を文字列で表すGeoHash
なんか世間的に位置情報アプリが流行ってるらしいし、Google App Engine(GAE)も楽しそう。どうせだから、GAEでなんか位置情報アプリでも作ってみよう!と思ってTwitterに書き込んだところ、Geohashという、位置情報のプロトコル?を教えてもらいました。 これは、その名の通り、位置情報をハッシュで表す規格なのですが、いろいろおもしろい特徴があり、調べているうちに楽しくなってきたので、勢い余ってPure Rubyのライブラリまで書いちゃいました。 そのあと、結局ライブラリを作ったところで満足して、アプリは何も作らなかったので、せめてGeohashの解説でも書いておこうと思います。